イ 都市整備計画の概要
本市の都市整備計画については、既成市街地と新市街地の2つの整備方針がある。
既成市街地の整備方針としては、既成市街地を魅力ある居住空間とふさわしい定住の場とするため、道路、公園、下水道等の整備をすすめるとともに、面的整備等による居住機能の質的向上を図り、バランスのとれた多様な都市機能を集積させ、より活動的な魅力にあふれた市街地として整備をすすめることにしている。具体的には、JR四街道駅周辺に、商業施設の整備や業務機能の立地誘導を行うことによって、市民の日常生活の利便性の向上や、本市の玄関口及び商業・業務の拠点として活気と賑わいのあるまちづくりを推進すること等が掲げられている。
新市街地については、本市が活力あふれる複合機能都市として飛躍するため、新たな就業の場及び就業者の増加に伴う住宅地等からなる新たな市街地を整備することにしている。なお、その整備に当たっては、業務・流通・住宅等の諸機能をそれぞれの分担に応じて整備することとし、歴史的な文化資産や都市景観への配慮や、快適でゆとりある生活・就業空間を確保する等、地域社会との調和を図ることになっている。具体的には、広域交通の結節性の活用が期待される四街道インターチェンジ北西地域においては、広域を対象とした流通・業務・交流機能等の集積を目指すこと等が掲げられている。