2]疲労試験 標準の強度を1としたときの屈曲疲労後の各供試体の強度を表-4に示す。
2]疲労試験
標準の強度を1としたときの屈曲疲労後の各供試体の強度を表-4に示す。
表-4 疲労試験結果
疲労試験結果より、全ての供試体において繰返屈曲疲労による強度の低下はみられず、問題ないと考えられる。 3]耐油性試験 標準の強度を1としたときの浸漬後の各供試体の強度を表-5に示す。
疲労試験結果より、全ての供試体において繰返屈曲疲労による強度の低下はみられず、問題ないと考えられる。
3]耐油性試験
標準の強度を1としたときの浸漬後の各供試体の強度を表-5に示す。
表-5 浸漬試験結果
油浸漬試験結果より、油による強度の低下はビニロンの14日後を除くとほとんどみられず、ビニロン以外のナイロン、ポリエステル、綿に関しては問題ないと考えられる。 2.1.4 まとめ 1]織物では、油に対する充分な滞留性は得られない。 2]設定条件下での繰り返し屈曲疲労に関しては、4供試体全て充分な耐久性がある。 3]ナイロン、ポリエステル、綿については、短期間(14日)では充分な耐油性がある。ビニロンは、重油に対して耐性に劣る結果となった。
油浸漬試験結果より、油による強度の低下はビニロンの14日後を除くとほとんどみられず、ビニロン以外のナイロン、ポリエステル、綿に関しては問題ないと考えられる。
2.1.4 まとめ
1]織物では、油に対する充分な滞留性は得られない。
2]設定条件下での繰り返し屈曲疲労に関しては、4供試体全て充分な耐久性がある。
3]ナイロン、ポリエステル、綿については、短期間(14日)では充分な耐油性がある。ビニロンは、重油に対して耐性に劣る結果となった。
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