3]耐油性試験 A重油及び軽油に7日及び14日間浸漬させた後、風乾させてから引張試験を行い、油浸漬による強度への影響を評価する。 2.1.3 試験結果 1]透油性評価試験 ・油透過評価試験 ポリエステルは、組織が粗かったため、試験開始と同時に100ml全てが漏出してしまった。それ以外のナイロン、ビニロン、綿においては、試験開始時に多少漏出するものの、繊維が油を吸ってしまうとそれ以後は漏出せず、5時間たっても変化はなかった。各供試体の油の漏出量を表-2に示す。
3]耐油性試験
A重油及び軽油に7日及び14日間浸漬させた後、風乾させてから引張試験を行い、油浸漬による強度への影響を評価する。
2.1.3 試験結果
1]透油性評価試験
・油透過評価試験
ポリエステルは、組織が粗かったため、試験開始と同時に100ml全てが漏出してしまった。それ以外のナイロン、ビニロン、綿においては、試験開始時に多少漏出するものの、繊維が油を吸ってしまうとそれ以後は漏出せず、5時間たっても変化はなかった。各供試体の油の漏出量を表-2に示す。
表-2 各供試体の油の漏出量
・海水中における油拡散評価試験 油の拡散の様子を表-3に示す。
・海水中における油拡散評価試験
油の拡散の様子を表-3に示す。
表-3 各供試体の油拡散の様子
*容器全面に油が拡散するまでにがかった所要時間 海水中における油拡散評価試験では、全ての供試体において油の拡散(漏れ)が確認された。このことより、繊維の外側にフィルム等の油を透過させないためのものを付加する必要性があると考えられる。
*容器全面に油が拡散するまでにがかった所要時間
海水中における油拡散評価試験では、全ての供試体において油の拡散(漏れ)が確認された。このことより、繊維の外側にフィルム等の油を透過させないためのものを付加する必要性があると考えられる。
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