2.1.2 試験方法 1]透油性評価試験 ・油透過評価試験 各織物の油に対する滞留能力を評価する。 油を100ml入れたビーカーを各供試体で密封し、反転させて漏出する油量を経時的に測定した。なお、油はA重油及び軽油の2種類とする。試験状況を図-1に示す。
2.1.2 試験方法
1]透油性評価試験
・油透過評価試験
各織物の油に対する滞留能力を評価する。
油を100ml入れたビーカーを各供試体で密封し、反転させて漏出する油量を経時的に測定した。なお、油はA重油及び軽油の2種類とする。試験状況を図-1に示す。
図-1 油透過性評価試験状況
・海水中における油拡散評価試験 φ150の容器に海水を張り、海水中に円筒状(φ75×200L)に成形した供試体を図-2のように設置する。その中にA重油及び軽油を入れ、膜材の外へ漏出する状態を観察する。
・海水中における油拡散評価試験
φ150の容器に海水を張り、海水中に円筒状(φ75×200L)に成形した供試体を図-2のように設置する。その中にA重油及び軽油を入れ、膜材の外へ漏出する状態を観察する。
図-2 油拡散評価試験状況
2]疲労試験 四連型屈曲疲労試験機に各供試体を設置し、水中にて繰返屈曲疲労させた後、風乾させてから引張試験を行い、繰返屈曲による強度への影響を評価する。屈曲回数は20万及び40万回、屈曲周期は1回/sec、屈曲角度は20゜とする。 また、引張試験は構成糸1本で実施した。試験状況を図-3に示す。
2]疲労試験
四連型屈曲疲労試験機に各供試体を設置し、水中にて繰返屈曲疲労させた後、風乾させてから引張試験を行い、繰返屈曲による強度への影響を評価する。屈曲回数は20万及び40万回、屈曲周期は1回/sec、屈曲角度は20゜とする。
また、引張試験は構成糸1本で実施した。試験状況を図-3に示す。
図-3 疲労試験状況
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