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3-6 鋼板製こし器とJISF(鋳鉄製)こし器の流量比較試験

 

船用筒形水こし相当品 口径:25mm、100mm と

JISF7121船用筒形水こし 口径:25mm、100mm 及び

船用H形油こし相当品 口径:100mm と

JISF7208船用H形油こし 口径:100mm

 

1) 試験水槽配管に鋼板製こし器、JISF(鋳鉄製)こし器を取付、同一通過抵抗(ΔP)に於ける流量を計測して使用上問題となる流量差があるか確認した。

 

3-7 鋼板製こし器の溶接ロボット活用度

 

船用筒形水こし相当品 口径:25mm、100mm 及び

船用H形油こし相当品 口径:100mの 溶接ロボット活用度の調査を行なった。

 

1) 各溶接箇所の自動ロボット溶接施行長さと手動溶接施行長さの割合を確認した。

 

3-8 鋼板製こし器とJISF(鋳鉄製)こし器の重量比較

 

船用筒形水こし相当品 口径:25mm、100mm と

JISF7121船用筒形水こし 口径:100mm 及び

船用H形油こし相当品 口径:100mm と

JISF7208船用H形油こし 口径:100mm の

重量計測を行ない重量比較した。

 

4. 開放掃除型鋼板製船用こし器の設計・試作品の評価

 

イ. 形状 ロ.大きさ

 

1) 船用筒形水こし相当品 口径:25mm、100mm、400mmの図面作成に当たり

JISF7121船用筒形水こしと取付面間寸法及びこし筒寸法の互換性を重視し同一寸法とした結果、JISF7121とほぼ同一程度の大きさとなった。こし器の形状に付いては小口径ほど生産効率の面で危惧されたが特に支障はなかった。

故に小口径から大口径まで鋼板性で効率よく生産できることが分かった。

 

2) 船用H形油こし相当品 口径:100mm

切換えコック及びこし筒に新アイディアを採用した。

切換えコックを入口側、出口側の上下分割方式としたことにより機械加工が容易にできた。又コック切換えハンドル操作も楽に行なうことができた。

こし筒はコルゲイト形状の円筒を採用したことでこし筒の大きさを小型化することができた。

流れ勝手は切換えコックを上下2分割方式ことにより、コックの向きを換えることでJISF7208船用H形油こし及びJISF7202船用複式油こしの流れ勝手にすることができる。 添付資料 頁7.頁8(1)

 

 

 

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