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7.2 19GT 型定置網漁船の構造方式並びにフレームスペースを変えた場合の検討

 

19GT型アルミニウム合金製定置網漁船を下敷きにして、「アルミニウム合金製漁船構造基準(案)」に基づき、縦又は横構造方式の差違並びにフレームスペース差による部材配置、重量及び溶接長の変動等を概略検討した事例を紹介する。

 

7.2.1検討モデル船諸元

 

19GT型定置網漁船

LOA*LR*LWL*B*D  25.15*21.60*22.70*4.60*1.30m

LR/DR=16.62<18.84

LPP=20.50m  LWL*0.96=21.80m

構造方式  縦構造方式(Fig.7.4参照 - 但し船体中心線部は修正)

 

7.2.2計算条件

 

適用法規  アルミニウム合金製漁船構造基準(案)

船の長さ  21.80m

フレームスペース

064-1.gif

 

桁材スパン

1)特設肋板等が船底側桁等で支持されない場合

2)  〃      〃       〃  される場合

 

計算に使用した長さ等

064-2.gif

 

重量、溶接長等の計算

縦横方式のトランススペースの最小公倍数3.00mの長さの中央部ブロックについて行う。

 

 

 

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