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Fig.5.35 5083-O合金20mm板突合せ継手における気孔の影響41)

 

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Fig.5.36 5083-O合金6mm板突合せ継手における気孔の影響42)

 

同時に行われた104Hz程度の音速疲労試験結果も含めると、高応力水準の場合、気孔率2%以下ならば疲労寿命にそれほど影響がないようであるが、他のデータと比べると、少し厳しすぎるようにも見受けられる*5.19

次に、気孔とは異なるが、ティグ溶接ではタングステン電極の一部が溶けて溶接部に巻込む(tungsten inclusion)ことがあり、放射線透過試験で判別できる。NP8(5083相当)-O合金6.4mm板突合せ継手について、通常よりも極端に大きなタングステン巻込みを持つ場合の応力比R=0における疲労強度が求められている44)が、余盛があるときは静的強度を含めて影響しない、とみなしてよい。

 

 

 

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