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Table 19 溶接継手の機械的性質の最小値(米国アルミニウム協会規準[抜粋])30)

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注.(1) 溶加材は4043合金。4047又は1100合金を用いてもよい。

(2) 溶加材は5356合金。4043又は4047合金、5183、5356又は5556合金を用いてもよい。

(3) 溶加材は5356合金。5183、5356又は5556合金を用いてもよい。

(4) 溶加材は5556合金。5183又は5356合金を用いてもよい。

(5) 溶加材は5654合金。5183、5356又は5556合金を用いてもよい。

(6) 溶加材は5554合金。5183、5356又は5556合金を用いてもよい。

(7) 板厚と関係なく、溶加材5183、5356又は5556合金を用いた値である。これらの値は溶加材4043、5154、5254又は5554合金で溶接した板厚9.5mm未満のものにも適用できる。

(8) 溶加材4043、5154、5254又は5554合金で溶接した値である。

(9) 別に定める許容応力算出式(Table 21参照)における引張強さは、本表の値(ASMEの溶接検定値weld qualification test values)の90%とする。

(10) 標点距離254mm、0.2%オフセット。

(1)から(6)の溶加材は、通常の大気腐食環境における場合である。清水・海水への浸漬、特定の化学環境、高温(66℃以上)の持続又は溶接後に熱処理等の必要がある場合には適用しない。

 

(1)前面すみ肉溶接

 

前面すみ肉溶接は、Fig.14(a)に示すように溶接線に直角に荷重Pを受ける場合である。最大応力は理論的にはのど厚に生じないが、一般には、のど厚dに沿って一様な応力が分布し、破断はのど断面に沿って生じるせん断応力τTによるものと仮定して、式(1)から算出する。

 

 

 

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