Fig.10 5000系合金突合せ継手の耐力の比較33)
Fig.11 6061-T6合金突合せ継手の引張強度34)
Fig.12 6063-T5合金突合せ継手の引張強度34)
また、米国では溶接構造物の設計に用いる突合せ継手の耐力は、標点距離254mm(10inch)における値である。突合せ継手の耐力は、局部伸びの関係から標点距離につれて高くなる。したがって、我が国で突合せ継手の耐力測定に用いられているJIS 5号試験片(標点距離50mm)の場合と比較すると、Table 19の値は一般に20〜50N/mm2程度高い値となり、Fig.10〜12と比較すれば理解できよう。したがって、Table 19における圧縮耐力、せん断耐力等はそのまま採用できないが、引張耐力に対する各値の比は参考になる。
2.2.2 すみ肉継手
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