テーパ加工は板厚約8mmの16倍の128mmとし、裏削り積層は深さを約2mmとする。
2) ショートスパン型試験板
Sの積層構成:(M600+R800)×2+M600の後、MR+Mを積層する。
Sの積層要領:最初の(M600+R800)を午前中に行い、3時間以上を経た午後に2回目の(M600+R800)を、さらに3時間以上後にM600を積層する。この基本FRP板を4枚製作する。
S-1:基本となるFRPの積層の翌日午前に(M600+R800)を午後にM600を積層する。積層完了後、80℃で4時間のアフターキュアを行い、さらに3日間放置する。
S-2:Sの積層要領で作られた基本板を30日間放置した後、板の表面をアセトン拭きを行い、その後に午前に(M600+R800)を、午後にM600を積層する。積層完了後、アフターキュアを行う。
S-3:Sの積層要領で作られた基本板を30日間放置した後、#60サンドペーパーで軽くサンディングし、その後に午前に(M600+R800)を、午後にM600を積層する。積層完了後、アフターキュアを行う。
S-4:Sの積層要領で作られた基本板を30日間放置した後、#60サンドペーパーでガラス繊維が露出するまでサンディングし、その後に午前に(M600+R800)を、午後にM600を積層する。積層完了後、アフターキュアを行う。