3.1.3 解 析
イ). 引張試験 σt=Pm/A ………………(1)
Et=σ/ε ……………………(2)
ただし、σt:破壊強度、Et=ヤング率
Pm:最大荷重、A=試験片の断面積
(板厚は、最小値)
ε:ひずみ(ストレーン・ゲージより)
ロ). 4点曲げ試験 σb=3Pml2/2bh2 …………(3)
ただし、σb:曲げ強度、Eb=ヤング率(2式と同じ)
l2:(外スパーン-内スパーン)、b:幅、h:板厚
ハ). 強度保持率 η=継手の強度/母材の強度 ………………(4)
ニ). 強さ=最大荷重/試験片の板幅 ………………(5)
3.2 試験結果
試験結果の整理は、板厚が一様な母材について、引張り、4点曲げ試験から強度、ストレーン・ゲージからヤング率を求めた。また、スカーフ継手試験片は、板厚が一様でないので、最小板厚をその試験片の板厚として、強度を計算した。
3.2.1 ヤング率の計算結果