日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

造船現図指導書?数値現図?

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


4.4.1 共通入力のファイル化

部品群で共通になる入力をファイルに準備し、部品毎の処理では流用で済むようにしている。

 

(1) デフォルト・ファイル

ロンジではブロック単位で、トランスフレームでは1船単位で、デフォルト値をファイルにしておけば、エンターキー1打で流用できるので、変化項目のみを入力すればよい。

(2) 外部設定ファイル

さきの[図4.3.2 ロンジ展開軸決定フロー]にあった「※2:プレス加工の最小長さが6M」のような造船所標準類を外部設定コードとして、システム参照ファイルに保存ておく。内容としては:−

※山形鋼のマーキン面デフォルト

※捩れ型の基準見透し高さ・フィルム作画基準

…などがある。

 

4.4.2 標準マクロ形状

フレームの端部形状や中間の開孔/半開孔(切欠)は、標準化した形状パターンによるマクロ入力となっている。マクロとは、一般の情報処理用語で、複雑な処理を簡単な操作でできるように自動化させる機能をいい、ここでは各種の形状定義を記号コードで代表させている。

 

(1) フレーム端部

首尾端のウェブ形状の一部を[表4.4.1 山形鋼ウェブ端部タイプ例]に、フランジ形状の方を[表4.4.2 山形鋼フランジ端部タイプ例]に示す。

●INPUT TYPE:形状の記号

ウェブの同じ欄に[S30/S45]があるが、端部形状欄の角度TH=30/45で代えてあり、他のパラメータは同じ。

フランジで同じ欄[S/S1/S2]は、TH=30は同じだが、Aの固定値が3種ある例。

●INPUT DATA:変数値で入力で指定。

この欄に記事のないパラメータはCONSTANT DATA:固定値である。

 

(2) 開孔

フレーム中間の開孔位置に記号[表4.4.3 開孔形状タイプ例]で指示する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
171位
(35,650成果物中)

成果物アクセス数
81,295

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年3月18日

関連する他の成果物

1.FRP船修理標準工作法
2.アルミニウム合金母材及び溶接継手の静的強度
3.アルミニウム合金溶接継手の欠陥と強度
4.溶接変形と歪み取り対策
5.アルミニウム合金船建造における「工数低減・性能向上のための改良材料、半加工部材及び工作・接合法に関する新動向」
6.構造設計アラカルト及びコストダウン方策について 付/19GT型水産高校小型実習船の材質別比較について
7.船舶の安全性余談
8.ISO?9000による品質管理の手法
9.平成11年度通信教育造船科講座受講者募集要領
10.平成11年度通信教育造船科講座のしおり
11.平成11年度通信教育造船科講座?添削問題?
12.平成11年度通信教育造船科講座スクーリング(面接指導)の実施要領
13.平成11年度通信教育造船科講座?スクーリング試験問題?
14.通信教育造船科講座正解集(平成11年度)
15.小型船造船業の実態調査報告書(11年度版)
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から