このような粗いオフセットデータでは、とうてい切直しの計算には耐られない。単板システムフローの上流：I/Fファイル作成に、基本データ整備のためのフェアリング[画面3.2.1　オフセットデータ修正]がある理由である。

　

画面3.2.1　オフセットデータ修正

　

3.3　外板展開と曲げ型

数値計算による外板展開法は種々あることは先述したが、ここでは[図3.1.2　外板部位別展開法]の[a捩れ少][b捩れ大]まで統合して適用できる「外板切直し測地線展開法」につき、[画面3.3.1　システムメニュー]の7「外板展開及び曲げ型作成」の内容で紹介する。

前述[図3.2.8　単板システムフロー]の下半分で、本来の機能部分。

なお、この部分でのフローの記事を解説しておくと：−

*一品CAD：事例の"あじさいPC"では、内構部材のNC作画/切断データ作成システムの呼称。外板一品データも、この全般の流れに共通するように落とし込む。

　

画面3.3.1　システムメニュー

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