数値現図ででも計算誤差は累積するが、作画に比べて、はるかに小さい。
さらに作画現図では、基線実長とシーム実長のどちらも押えて展開した。したがってバックセットは、板中央では正しいが、前後端では狂ってくる。数値現図では全てのバックセットを押えるように、実長の方を伸ばす補正計算を加えている。
3.2 外板システムの構成
事例とした"あじさいPC"曲り外板システム: P-SHELLの[図3.2.1 曲り外板システムフロー]で説明する。
P-SHELLとは1974に開発実用化が発表されたSHell Expansion and Logical Layout systemを使い込んで、パソコンに移植したもの。