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図2-2-23 造船の売上比率

 

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図2-2-24 造船以外の事業

 

5) 今後の経営方針

 

今後、中小造船事業者が必要と考えている経営方針としては、経営の多角化推進26%、新規顧客の開拓22%、社外工の効率的活用14%、技術力維持11%、得意分野に特化9%などがあげられている。なお、経営の多角化に関する認識は、52%の事業者が今後進めていくと回答している。また、今後進出したい具体的業種は、金属製品製造加工業及び機械組立・据え付け業20%、建設業20%、橋梁15%、ボート保管業15%となっており、造船業の技術を活かせる分野へ進出し、多角化を推し進めたいと考えていることがうかがえる。

中でもボート保管業については、既に行っている事業者8%、大変関心を持っている16%、考えたことがある46%と、関心度の高さがうかがえるが、近年の公共マリーナ等の整備と大部分のボート所有者の保管料に対する厳しい値下げ要求により、新たにボート保管業を開始するのは、大変難しい情勢となっている。

 

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図2-2-25 今後の経営方針

 

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図2-2-26 多角化への認識

 

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図2-2-27 多角化を希望する業種

 

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図2-2-28 ボート保管業に関する認識

 

 

 

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