事業所の従業員数は、平成9年末現在において約28,000人となっており、あまり大きな変化は見られないものの、従業員と社外工の比率は、社外工の比率が徐々に上昇傾向にあり、およそ50%程度となっている。

　

図2-2-7　修繕売上高の推移

(運輸省海上技術安全局資料より作成)

　

図2-2-8　従業員数の推移

(運輸省「造船造機月俸」より作成)

　

2-2-3　関東地区中小造船業の現状

　

(1) 中小造船事業所の配置及び数

　

1) 事業所の配置

　

中小造船事業所の多くは、東京、横浜、千葉等の大貿易港を有する立地条件に恵まれた東京湾岸に配置されており、中でも横須賀三崎地区・横浜地区・江東地区・君津地区・館山地区・銚子地区に特に集中している。

　

図2-2-9　関東地区中小造船事業所の分布

　

2) 事業所数

　

中小造船事業所数は平成11年11月現在、造船法に基づく許可事業所が12事業所、小型船造船業法に基づく登録事業所が89事業所、造船法に基づく届出事業所が28事業所である。事業所数はここ数年大きな変化は見られない。

なお、大・中手の事業所数は、8事業所である。

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