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2. 対象新規事業分野の市場特性

2-1 小型観光用船舶の市場特性

前節で触れたとおり、管内は全国的にみても有数の観光地を多く抱えており、現状においても新潟運輸局に航路登録して管内の沿岸・湖沼における観光船や河川・渓谷の川下りの舟等を保有しながら営業している観光事業者が33社ほど存在している。

また、管内は信濃川、阿賀野川、最上川、雄物川等我が国を代表する大河川を有し、新潟地域においては「観光」としての舟運の可能性等について検討されているところでもある。

さらに、本格的な高齢化社会を迎え、「観光」はシルバー世代における余暇活動の中心として今後ますます需要が増してくるであろうことを考え合わせれば、いわゆる小型観光用船舶の造修需要は少なくないものと考えられる。

小型観光船の需要等を探ることを目的として実施した、管内における小型観光用船舶保有事業者へのアンケート調査(調査対象33社、有効回答29社)によれば、小型観光船の新造のサイクルは15年〜20年以内が最も多く9社を数えたが、15年以内のサイクルで新造する企業も6社あった。修繕のサイクルは、比較的長い3年以上のサイクルと1年以内のサイクルの2通りに分かれた。

 

図表II-2-1 小型観光船の造修サイクル

建造サイクル

022-1.gif

 

修繕サイクル

022-2.gif

資料:「新潟(羽信越)地区中小造船・舶用工業の地域ビジョン策定に関する調査研究」小型観光用船舶保有事業者へのアンケート調査より。

 

 

 

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