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(d)レベルD: Cから必要に応じて絞り込まれたコンテンツ

Cのコンテンツの集合から、状況に応じてシステムが的確に提供情報の判断を行うシステム。

 

(5)ランニングコス卜

表4-2に記述される通り、4つのレベルにカテゴライズする。

 

(6)イニシャルコス卜

表4-2に記述される通り、4つのレベルにカテゴライズする。

 

4.4.2 比較対象システム

マッピング対象システムを以下に示す。VHF-ACARSを通信媒体とした本試用システムとの比較を行うシステムは、3ヶ年に亘り調査を行ってきた(2)〜(5)の各システムとする。

(1)本試用システム(VHF-ACARS)

(2)通信媒体としてVHF、衛星通信を併用した場合の本試用システム

(3)TIS/GWS(Traffic Information Service/Graphical Weather Service)(FAA)

(4)多目的放送型データリンク(MITRE)

(5)ARNAVシステム

(6)TCAS(参考)

 

ここで、(2)に挙げられている「衛星通信」は、現用のINMARSATを利用したACARS通信を想定したものであり、DATA-3化やLEO・MEO衛星通信の導入によって、導出された評価値の改善がなされていく可能性がある。なお、参考として挙げている(6)TCASについては、他と性格の異なるシステムであることから、評価値の導出は行っていない。

 

 

 

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