得られた意見は、以下のように分類される。
(1)コンテンツの種類
(2)コンテンツの鮮度・精度
(3)要求されるデータソース
(4)試用システムでのコンテンツの加工・提供方法に関する要望
ここでは、将来システムの方向性を検討する上で重要な基礎資料となりうる上記(1)〜(3)の項目に関する分析を行う。
(1)コンテンツの種類
(a)気象情報
本試用システムにより提供したコンテンツは、気象レーダーエコー強度およびMETAR/SPECI情報であったが、小型機運航において必要となるコンテンツについて、さらに多様な意見が挙げられている。特に峠の状況や小型機のPIREP、低空気象状況の必要性等、VFRにより飛行する小型機に対してのみ必要となる情報の必要性を示す意見が多く得られている。