(4) エンコード処理評価条件 エンコード処理時間の計測は、ゴレイ符号のエンコードに着目し、リードソロモン符号化処理を行わない、Mバーストの受信処理について計測した。ゴレイ符号は、ファームウェアで処理しているため、CPUの能力によって処理が異なることが予想される。本試作で使用しているTDMAのCPUをして、V40が使用されている。処理時間の計測には、変復調部からの受信データを受け取ってから、通信制御部のS-I/Oユニットにデータを送出するまでの時間を計測した。
(4) エンコード処理評価条件
エンコード処理時間の計測は、ゴレイ符号のエンコードに着目し、リードソロモン符号化処理を行わない、Mバーストの受信処理について計測した。ゴレイ符号は、ファームウェアで処理しているため、CPUの能力によって処理が異なることが予想される。本試作で使用しているTDMAのCPUをして、V40が使用されている。処理時間の計測には、変復調部からの受信データを受け取ってから、通信制御部のS-I/Oユニットにデータを送出するまでの時間を計測した。
図5.2.4-3 エンコード処理計測ポイント
(5) エンコード処理計測結果 TDMA制御部で、復調データが入力されてから、ゴレイ復号処理を終了するまで、1.59ms間必要であった。 仮にV/Dバーストのエンコード処理を行った場合、Mバースト処理に加えて、リードソロモンデコード処理時間が必要となるが、デコード処理と同様のハードウェア且つ、同様のアルゴリズム処理であるため、最大遅延時間は、デコード処理時間の2.43msを加えた、4.02msとなる。
(5) エンコード処理計測結果
TDMA制御部で、復調データが入力されてから、ゴレイ復号処理を終了するまで、1.59ms間必要であった。
仮にV/Dバーストのエンコード処理を行った場合、Mバースト処理に加えて、リードソロモンデコード処理時間が必要となるが、デコード処理と同様のハードウェア且つ、同様のアルゴリズム処理であるため、最大遅延時間は、デコード処理時間の2.43msを加えた、4.02msとなる。
図5.2.4-4 Mバーストのゴレイ処理時間
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