15バースト以上のデータは、再度予約要求から処理を行う。バースト分割については、(2)項のデータ送信イベント発生MAC番号算出処理を参照のこと。
(6) アップリンク/ダウンリンク送達確認設定処理
・アップリンク・データ
航空機は、地上局からのアップリンク・データのEOM=1を受信した場合には、次MACサイクルの同一スロットの"Mバースト"で送達確認を地上局に送信する。ただし、送達確認を設定するLBACの条件が以下に一致する場合にのみ設定する。
LBAC1]: 送達確認では使用しない。
LBAC3]: 前のMACサイクルのLBAC4]が、EOM=1のアップリンクV/D(データ)を送信している。
LBAC4]でアップリンク・データのEOM=1を送信している場合、LBAC3]は送達確認を送信する。
LBAC7]: 前のMACサイクルのLBAC8]が、EOM=1のアップリンクV/D(データ)を送信している。
LBAC8]でアップリンク・データのEOM=1を送信している場合、LBAC7]は送達確認を送信する。
・ダウンリンク・データ
地上局は、航空機からのダウンリンク・データのEOM=1を受信した場合には、20MACサイクル以内の"V/Dバースト"で送達確認を指定航空機に送信する。
(7) 再送信処理
予約要求が再送信と判定された場合には、その予約要求再送信前遅延(WR)分WAITした後、再度、予約要求処理を行う。再送信回数は、記録しておく。