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電脳管理職講座

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ウ 電脳マスター養成塾

電脳仕事人養成塾修了者が対象の最上級クラスの研修で、平成10年度から開設している。各部局で情報システム導入を進める際に、パソコンのデータペース・ソフト(Access)で可能な程度のことは、職員が自分で対応出来るようにするとともに、外部に開発を委託する場合も、出来る限り合理的に発注出来るようにするための能力を身に付けさせるための研修である。カリキュラムは、データベース・システムの受発注を、発注者と開発者の両方の立場になって模擬的に行い、仕様書の書き方、システム開発の実際、発注者との調整、業務フローの改善提案などを経験させる。

その過程で、業務変革と情報システムの導入は一体であるということ、効果なきシステム導入はしないこと、外注事業者の言葉や見積書を鵜呑みにしてはいけないということを、一貫して教えている。その効果は、今後大きく現れるものと期待される。

 

電脳マスター養成塾

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