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ネットワークを利用した情報リテラシー向上の試み(第5章)

 

ここではネットワークなどを利用して情報リテラシー向上の試みを行っている各地方公共団体を中心に事例をまとめた。

 

情報リテラシー向上のための組織づくり(第6章)

 

ここでは、情報リテラシー向上のために、従来の情報化研修とネットワークを利用した研修を効果的に推進するための組織づくりについて述べる。

 

1 情報化研修・ネットワーク利用研修の位置付け

情報リテラシーは、地方公共団体職員の全員が身に付けなければならない必須のものとなりつつあり、全員の情報リテラシーを高め、リーダー的役割を担う人材を数多く生み出すためには、情報化研修及びネットワーク利用研修の位置付けについて次のように考え方を改めていく必要がある。

・情報リテラシーは全職員必須のものである

・情報化研修は全職員が受講しなければならない必須のものである

・情報収集の実地研修の場であるネットワークの利用は、職員に不可欠の能力を育成する手段の一つである

 

2 情報リテラシー向上研修を継続・発展させる仕組み

情報リテラシー向上には現場でパソコンやネットワークを日常的に利用する中で、実際的知識と経験を拡大することが必要であり、現場での情報化人材の果たす役割は重要である。現在でも、情報化リーダーなどの仕組みがあるが、ネットワーク活用のリーダーは、ネットワークを利用した研修で中心的役割を期待されてはいるが、庁内では公式に認知されていない。

 

 

 

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