クラス5 酸化性物質類
クラス5.1 酸化性物質
クラス5.2 有機過酸化物
クラス6 毒物類
クラス6.1 毒物
クラス6.2 伝染性病原体等(病毒を移しやすい物質)
クラス7 放射性物質等
クラス8 腐しょく性物質
クラス9 有害性物質
これらの分類及び区分の定義については、そのほとんどが各クラスの通則において国連勧告による定量的判定基準と同じ内容が勧告されている。
(3) 危険性の順位
二つ以上の危険性(主危険及び副次危険)を有する危険物であってCodeに品名が明示されていないもののうちクラス3、4、5.1、6.1及び8に属するものについては、分類決定のための危険性の順位表(表2)が定められている。この順位表は、国連勧告を採り入れたものである。ただし、次の危険性は、危険性優先順位表の規定に拘わらず、常に他の危険性に優先する。
・クラス1の火薬類の物質及び物品
・クラス2のガス
・クラス4.1のうち自己反応性物質及び安定化爆発物
・クラス4.2のうち自然発火性のもの
・クラス5.2の有機過酸化物
・クラス6.1のうち吸入毒性が容器等級1の物質
・クラス6.2の伝染性病原体等
・クラス7の放射性物質等