日本財団 図書館


DSC 5/7/2 (カナダ) 個品形態の危険物を収納するコンテナインスペクションの結果

○主要点: 1998年及び1999年にカナダの実施したCIPの結果

○委員会への要請事項: パラ5

○関連文書: MSC/Circ.859

5 小委員会にこれらの検査結果を銘記し、CTU内の貨物の収納及び固縛についてガイドラインに規定されている最低要件に従って実施する旨の注意喚起に関するMSCサーキュラーを回章する要請する。

 

DSC 5/7/3 (エストニア、フィンランド) チャコール(UN1361)

○主要点: フィンランド籍ローロー旅客船のチャコールに係わる火災事故に関する報告。船積みの際にチャコールが危険物として申請されていなかった。乗組み員により消火活動が行われた。けが人はなかった。

○委員会への要請事項: パラ6

○関連文書: MSC/Circ.859

5 小委員会にこの情報を銘記し、該当する処置を執るよう要請する。

 

DSC 5/7/4 (米) 個品形態の危険物を収納するコンテナインスペクションの結果

○主要点: 1998年に米国が実施したCIPの結果

○委員会への要請事項: パラ4

○関連文書: MSC/Circ.859

4 小委員会にこの情報を銘記するよう要請する。

 

DSC 5/7/5 (英) 個品形態の危険物を収納するコンテナインスペクションの結果

○主要点: 1999年1月1日から10月31までに英国が実施したCIPの結果

○委員会への要請事項: パラ3

○関連文書: MSC/Circ.859

3 小委員会にこの情報を銘記するよう要請する。

 

DSC 5/7/6 (ベルギー) BLの表示方法に従っていない貨物

○主要点: マルタ船上の爆発に関する報告。海員2名死亡及び1名重傷。

○委員会への要請事項: パラ7

○関連文書: None

1 該船舶は、非危険物である言われていた酸化鉄を積載したばら積み/自動車兼用船である。揚げ荷港、アントワープ港の航路内において4番船倉及び5番船倉において、4番船倉ハッチカバーを錆打ち中爆発が発生した。船倉内の水分と反応した貨物から水素ガスが発生したと思われる。

7 小委員会にこの事故の情報を銘記し、この種の貨物輸送が不適切に取り扱われた場合に発生する危険性について認識を深めるために関連BCコードの要件を周知するMSCサーキュラーを回章するよう要請する。

 

DSC 5/7/7 (ノルウェー) 危険物を収納するコンテナインスペクションの結果

○主要点: 1999年1月1日から10月31までに英国が実施したCIPの結果

○委員会への要請事項: パラ11

○関連文書: MSC/Circ.859, DSC2/INF.13

11 小委員会にこの情報を銘記し、該当する処置を執るよう要請する。

 

議題8 貨物関連事項に係わるIMOの諸規定(Instruments)及び教育訓練要件の実施

.1 A.537(13)の改正:ばら積み又は個品危険物を積載する船舶における貨物操作に責任ある乗組員及び職員の訓練

.2 複合輸送モードのための訓練要件の策定

 

DSC 5/8 (ICHCA) 陸上関係者によるIMDGコードの実施

○主要点: 危険物の収納及び船積みに係わる陸上関係者がIMDGコードを順守するようにIMOがILOに協力するよう提案する。

○委員会への要請事項: パラ8

○関連文書: MSC70/23, para.2.7, DSC4/14 para.8.32 to 8.35, FAL27/19 para.12.15 to 12.16

1〜4 (略)

5 ILO条約第32条152(ILC152)

危険貨物は、海上輸送及び港域において危険物の取扱い従事者に適用される国際規則に従って収納、表示、標札、取扱い、貯蔵、積載されなければならない。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION