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1〜2 (略)

3 溶剤抽出法による菜種かすペレット及び大豆かすであって、油の含有率が4質量%以下、かつ、油と水の混合物の含有率が15質量%以下のものには、輸送要件が免除されている。免除要件が合致していると記載されている船積国主管庁により認められた者による証明書は、荷送人から与えられなければならない。

4〜6(略)

7 上記の結果に基づいて、菜種かすペレット及び大豆かすに認められている免除規定を

(1) 綿実及びひまわりの種にも拡張すること。

(2) 油の含有率が4質量%以下、かつ、油と水の混合物の含有率が15質量%以下のすべてのシードケーキに適用すること。

8 小委員会にこれらの提案を検討し、該当する決定をするよう要請する。

[DSC5/INF.3に該当貨物に関する研究結果が含まれている。]

 

DSC 5/5/4 (豪、CG) BCコード様式替えに関するCGの結果

○主要点:本文書は、第4回会合において小委員会により設立されたBCコードの改正に関するCGの結果を報告する。

○小委員会への要請事項: パラ11

○関連文書: DSC4/14等

1 CGの付託事項

.1 BCコード・エントリーの構成の改正

.2 付録A、B、C及びEの情報の統合

.3 改訂版アルファベット順の索引の策定

作業は、豪州安全積荷マニュアル及びDSC4/5/1に基づいて行われた。豪州がグループ活動を調整した。

2 豪、カナダ、フィンランド、仏、ノルウェー、スウエーデン、英国が本作業に貢献した。

3 見直しの量及びその複雑さのために暫定的な個別スケジュール案をDSC5/INF.2として、本文書と関連づけて読むように準備した。

4 個別スケジュールを修正している際、CGが信頼のおける関連情報を入手する手段を持たなかったために多くのスケジュールを完成することができなかった。個別スケジュールに情報が欠けている場合、「情報なし。」で識別した。

5 BCコード付録Aに含まれている物質の個別スケジュールを策定する必要がある。

6 付録Gの内容を個別スケジュール(石炭、ブラウンコールブリケット)に取り入れたので、付録Gとして残さない。

7 DSC/INF.2の個別スケジュール案に記載されているBCコードに関する言及は、もし、コードの構成が変更される場合及び不適切な書き振りのため変更された場合にその改正を容易にするため括弧書きで示された。

8 「豪州安全積荷役マニュアル」からの安全情報が改正個別スケジュールに含まれている。また、改正個別スケジュールには、主官庁からの情報を含めることにより拡張された記載内容もある。物質の特性について検討結果から導きだされた情報も含まれている。これらの情報は、新規であり現行のBCコードには含まれていない。CGは、これらの新規情報を小委員会の検討のため括弧書きで示した。

9 DSC5/INF.2に取りまとめられた個別スケジュールには、関連付録に規定されている詳細な情報を重要な安全情報として要約し取り込まれている。この例として、ブラウンコールブリケット、石炭、フェロシリコン、銑鉄、ピッチプリル、金属屑のスケジュールが該当する。付録の情報を個別スケジュールに含めることにより、付録を削除する提案がされている。本件についてCGで結論がでなかったので小委員会において検討することが要請される。

10 作業中にCGの付託事項を越えて検討すべき次の問題が生じた。

・ 短国際航海中の船舶のオペレーティング関連事項

・ オープントップバージによるばら積み貨物輸送;貯蔵場における水分配分

・ 船舶構造物の損傷を避けるための極重量ばら積み固体貨物の重量配分

CGは、これらについて検討すべきであるという意見である。従って、小委員会にWGにおいて検討すべきか付託事項改正しCGにおいて検討すべきかを決定するよう要請する。

11 小委員会へ次の事項を検討し、該当する処置を執るよう要請する。

.1 DSC5/INF.2のドラフト

.2 欠如している情報を取り込む必要性を考慮し、ターゲット日時延長の必要性(パラ4)

.3 付録GをBCコードに残すかどうかの決定(パラ6)

.4 付録情報に関する問題(パラ9)

.5 パラ10の問題を検討するため付託事項の改正を伴うCGの再設立

 

 

 

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