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DSC 5/3/20 (独) 新様式IMDGコード7.1.1.15への追加提案(Away from sources of heat)[別紙1参照]

○主要点: 積載に関する一般要件中、「熱源」の定義にヒーティングタンクに関する要件を加える提案

○委員会への要請事項: パラ5

○関連文書: DSC5/3/1/Add.7

1〜2 (略)

3 次の文章をパラ7.1.1.15に加える。

「熱源」は、温度が[55℃]及び[24時間]以上が予想されるヒーティングタンクの上部及び側壁部を含む。

4 (略)

5 小委員会に本提案に基づき新様式IMDGコード7.1.1.15を改正し、[  ]部を検討するよう要請する。

 

DSC 5/3/21 (独) IMDGコードの隔離要件に関する非公式WGの検討結果

○主要点: SOLAS条約第VII章第6規則において相容れない危険物の隔離が要求されている。科学的及び工学的進歩を考慮すれば隔離要件を改正する必要がある。「undue hazards」の用語は、SOLAS条約で要求されている安全基準を保守する隔離要件を規定するために適切に定義されなければならない。DSC4での合意に基づき独は、国際的な非公式WG会合を開催した。結果を報告する。

○委員会への要請事項: パラ7

○関連文書: DSC3/15等

1〜3 (略)

結果

4 独提案に対する一般的及び基本的合意が得れれなかった。

5 独提案に対して次の意見があった。

a) 25年以上コンテナ及びローロー輸送において特に問題がなかった。

b) 「undue hazards」の用語がより詳細に定義すべきであると思われる。

c) 危険性評価は、混合した場合又は事故の状況によって関係する危険物との危険性を含むべきである。

d) 危険物の隔離に関し、船舶上の事故時の救急処置を考慮すべきである。

e) 独INFに提案されている表のコンテナ内隔離に関する物質グループへの評価は、修正された反応に対し反映されるべきである。

f) 化学品の分類及び標札に関するGHSの状況を考慮すべきである。

6 独は、これらを検討した結果近い将来において隔離要件を閉囲にするための一般的合意を得ることは不可能であると考える。

7 小委員会にこれらの結果を銘記し、該当する処置を執るよう要請する。

 

DSC 5/3/22 (独) クラス4.2、「炭素(UN1361)」及び「活性炭(UN1362)」のSPの一部改正

○主要点: クラス4.2、「炭素(UN1361)」及び「活性炭(UN1362)」のSPに規定されている免除条項を緩和する提案。

○委員会への要請事項: パラ8

○関連文書: DSC3/3/1

1 (略)

2 すでに該貨の代表サンプルが抽出され試験に合格した場合においてさえ、船積み毎に限定され特定された該貨についてサンプルを再度抽出し試験することが安全に寄与するとは考えられない。もし、試験されたサンプルが、元々の貨物を(about its entire life cycle)代表するサンプルであれば、この試験結果がすべての船積み時に使用できるようにすべきである。

提案

3〜4 (略)

5 「consignment to be loaded」を「same product」に置き換える。

6〜7 (略)

8 小委員会に本提案を検討し、該当する処置を執るよう要請する。

 

DSC 5/3/23 (独) EmSの改正

○主要点: EmSガイドの改正に係わる作業方法について審議するための提案。目標日時に併せるために作業項目に関するCGが提案されている。本提案は、関係主管庁の財政的負担を減じる。

○委員会への要請事項: パラ5

○関連文書: DSC4/3/3 and DSC4/14

1〜4 (略)

5 小委員会に次を要請する。

 

 

 

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