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2 医務用に使用される重要な物質であるので、IMDGコードに取り入れる必要がある。

3 特別包装規定をPI-P200に加える。

PP##「酸化エチレンは、PGIの要件を満足する緩衝剤入りのファイバー板製、木製及び金属製の外装が用いられた気密に密閉されたガラス又は金属内装容器に収納できる。ガラス製内装容器の許容容量は30ml、金属製内装容器の許容容量は150mlである。輸送物1個当たりの総容量は、1.5リットルを超えないこと。

4 国連へも提案する。[本提案は、第17回国連小委員に提出されていない。]

5 小委員会にパラ3の提案を審議し、該当する措置を執るよう要請する。

 

DSC 5/3/6 (P&I) 次亜塩素酸カルシウムの輸送 [別紙1参照]

○主要点: 貨物次亜塩素酸カルシウムの危険性を記載し、IMDGコードを改正する勧告を行う。

○小委員会への要請事項: パラ10

○関連文書: 本文付録「研究レポート」

○別紙資料参照

 

DSC 5/3/7 (米) 危険物を内蔵する機器又は装置(UN3363)

○主要点: 国連で採択された新規品名「危険物を内蔵する機器又は装置(UN3363)」のIMDGコードへの取り入れ提案。本提案は、医療器具及び研究装置の輸送を容易にする。

○小委員会への要請事項: パラ3

○関連文書: なし

1 (略)

提案

2 (略)

a) (略)

b)SP301:

「このエントリーは、機器又は装置内の残滓又は一部として危険物を収納している機器又は装置に適用する。すでに危険物リストに他の正式品名でエントリーされている機器又は装置に適用してはならない。このエントリーの下に輸送される機器又は装置は、少量危険物規定に従って輸送することが認めれれた危険物のみを収納してこと。その量は、同規定の量を超えてはならない。2以上の危険物を収納する場合は、少量危険物規定パラ4.1.1.6を満足し、互いに危険な反応を生じないこと。液体が収納され上下方向の確認を要求される場合は、ISO一般貨物の荷扱い指示マーク(ISO780)を2箇所以上貼付すること。主管庁の判断によりこのエントリーの下に輸送されない機器又は装置についても規則から免除することができる。」

c)包装方法PI(P907) :

「危険物を収納している容器が適切に保護されている場合、外装は要求されない。等」

3 小委員会にパラ2の提案を検討し、該当する処置を執るよう要請する。

 

DSC 5/3/8 (カナダ) 包装方法P001及びP002に関する最大許容容量/許容質量についての提案

○主要点: 小型容器の包装方法P001及びP002に関する最大許容容量/許容質量について現行のIMDGコードの値(低い)を採用し、国連モデル規則に規定されている値(高い)を採用しないよう提案する。

○小委員会への要請事項: パラ8

○関連文書: CDG42/INF.5等

1〜3 コンテナインスペクションプログラムによれば、IMDGコードの順守率が低いことが判明している。

4 新様式IMDGコード4.1.4節に包装方法が規定されている。

5 先のE & Tグループにおいて、本件について合意に達しなかった。[ ]の扱いである。

6 輸送物に関する試験基準は、各国間において統合が必要とされている。国連ではすでに適切にその詳細が規定されており、順守していく上でその統合が必要とされている。UNマークが表示されている輸送物は、適切に製造されていることを保証されているわけではない。危険物の量が多くなればなるほど、多量にこぼれたり漏れたりする危険性が増大する。アコンアグアのような事故が頻繁しており、行政機関は、船舶火災事故について懸念している。

7 IMDGコード要件について高い割合で順守されていないことに鑑みカナダは、低い値を採用するよう提案する。適切な積載方法及び固縛について確立できるまでこれらの容器包装のサイズの増加をすべきではないと考えなければならない。

8 小委員会に低い値を採択するよう要請する。

 

 

 

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