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(21) 削除

(22) E&Tグループは、国連番号2024、その他の水銀化合物がコードの索引にPPとして示されるべきことを決定した。また、塩化水銀及び硫化水銀も同様に扱うことを決定した。

(23) E&Tグループは、DSC3/5/Add.2の固体物質等(例えば粉末又は粒状物質)輸送用のポータブルタンクに関する特別要件を新様式IMDGコード6.8節として付録として含める旨合意した。

(24) DSC4/3/7(米)国連番号3066、塗料及び塗料関連物質のIMDGコードへの新規取り入れ提案: E&Tグループは、DSC4から指示されているように、原則的に小委員会において合意された上記提案を検討し、一部訂正の上、新様式IMDGコードに含めた。

ポータブルタンク

(25) DSC 4/3/5(米)ヒ素化合物(無機物)(液体)への大型金属容器の使用(毒物類、国連番号1556): E&Tグループは、DSC4から指示されているように、原則的に小委員会において合意された上記提案を検討した。議論の中で、この化合物が輸送中吸入毒性に対して危険があることや噴霧状態や浮遊状態になった時のみ危険が生じるという意見があった。後者の意見が優先され、SPとして第14欄にPG Iに関してTP13及びTP27をDGリストに含める旨合意された。

(26) DSC 4/3/6(米)クロロギ酸ノルマルプロピルへの大型金属容器の使用(毒物類、国連番号2749): E&Tグループは、DSC4から指示されているように、原則的に小委員会において合意された上記提案を検討し、新様式IMDGコードに含めた。

(27) DSC 4/3/11(仏)その他の腐しよく性物質(液体)(引火性のもの)への大型金属容器の使用(腐しよく性物質、国連番号2920)E&Tグループは、DSC4から指示されているように、原則的に小委員会において合意された上記提案を検討し、この提案が国連の合理的な取り組み方に基づき適切に検討されていることが了解された。

隔離

(28) DSC4/3/1(蘭)「隔離グループ」及びDSC4/3/2(蘭)「隔離-第15.3.3表のビジュアル化」: E&Tグループは、DSC4から指示されているように、原則的に小委員会において合意された上記提案を検討し、蘭にE&Tグループで指摘されたエディトリアルなコメントを考慮し、1999年4月15日までに新様式IMDGコードに含めるためにこの提案を事務局まで提出するよう要請した。

包装方法

(29) クラス4.3及び5.1の包装方法を最終的に策定する時に、E&Tグループは次の3つの重要な問題点を確認した。すなわち、気密包装要件、バッグ使用の禁止及び通気方法の要件について、個々の場合について包装方法が決定される以前に検討されなければならないことを確認した。

(30) E&Tグループは、ある物質については、そのまま気密の要件を残すことととし、包装方法が固体として効果的に閉囲され輸送される場合のみ例外とする旨合意した。

(31) 液体で満たされたある容器包装が通常の輸送状態において過度の圧力が生じる場合における通気方法要件の必要性を議論した時に、E&Tグループは、DSC INF/13の現行文書に次の文を含める旨合意した。パラグラフ4.1.1.8を訂正した。「通常の状態において製品の分解により危険な過度の圧力が生じ得る場合通気装置を設備すること。」

(32) バッグの使用禁止に関し、該当する場合、クラス4.3、PG IIの物質に対し、E&Tグループは、最善の方法が、PP40を含めたP410を使用する旨合意した。従って包装方法及び特別規定リストの該等箇所を訂正した。更にクラス5.1、PG IIの次の3の物質について4層紙袋を使用しないことを合意した。

国連番号1485 Potassium Chlorate

国連番号3247  Sodium Peroxoborate

Sodium Petoxoborate, Anhydrous

国連番号1495 Sodium Chlorate

(33) E&Tグループは、特別な物質に割り当てる包装方法に関する前回の結果を検討し、(DSC4/3、パラグラフ28、DSC4/INF.13、UNCOMの包装方法)1998年12月に開催されたUNCOMの結果について合意した。

(34) IMO IBCs包装方法の重要な問題点(DSC4/3、パラグラフ33、UNCOMの包装方法)を検討した時、E&Tグループは、鉄に対し強い腐食性のある物質が底部開口部のないIBCsで輸送すべき国連の決定を除いて、1998年12月に開催されたUNCOMにおける関連決定事項に合意した。

(35) 「鉄に対する強い腐食性」の用語に関する明確な定義なしでは、この要件を含めても意味をなさないという意見があった。また、適切な内装を施せば安全に輸送できるという意見もあった。

(36) E&Tグループは、現行のIMDGコードにおいて許可されている場合にのみ、これらの物質が底部開口部なしのIBCsで輸送すべきであることを合意した。米国代表は、この決定を保留する旨表明し、ある基準が合致する場合には、底部開口部のあるIBCsでこれらの物質を安全に輸送できるということを支持した。

 

 

 

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