2.3.3 IMO・DSC編集・技術作業部会出席報告（2000年）
(1) 会合の概要
a 平成12年2月14日〜18日（ロンドンIMO本部）
b 参加国又は機関
バハマ、バングラディッシュ、ベルギー、カナダ、韓国、エジプト、フィンランド、仏、独、日本、蘭、ノルウェー、韓国、スウェーデン、スイス、英国、米国、CEFIC、IRU、HMAC
c 議長等
議 長： Mr. P. G. A. Van Lancker (ベルギー)
事務局： I. Rahim
我が国からの参加者： 飛延（日本海事検定協会）
d 議 題
i 新様式IMDGコードの最終確認作業
ii DSC 5からの付託事項の検討
DSC 5において原則合意された新様式IMDGコードのパート１からパート７及び索引について各ページごとに最終見直しを行い、IMDGコード第30回改正内容及び様式替えに係わる全ての作業が終了した。MSC 72へは、DSC 5/13の付録として報告される予定。第30回改正内容を含む新様式IMDGコード案がMSC 72（5月17日〜26日開催）までにE&Tグループメンバーに配布されることとなった。
(2) 作業概要
a 次亜塩素酸カルシウムに関するMSCサーキュラー案
DSC 5で合意された当該危険物の個別スケジュール改正案を含むMSCサーキュラー案についてエディトリアルな修正をし、最終案を作成した。
b IMDGコードの強制化該当個所
次の部分を除き基本的に強制化の対象部分とすることとし"shall"を用いて表現することとなった。ただし、一部のパラグラフについては、"should"又は"may"により表現し強制化の対象から外しているものがある。
i Chapter 1.3（教育訓練）
ii Chapter 2.1のうち火薬類に関するnotes 1、2、3及び4
iii Chapter 2.3のPara.2.3.3の引火点の決定に関する部分
iv Chapter 3.2（危険物リストのEmS及びProperties and observations）
v Chapter 3.5（Transport schedules for Class 7 Radioactive materials）
vi Chapter 5.4（複合輸送に使用できる危険物運送申告書書式）
vii Chapter 7.3（危険物に関係する事故時の特別要件及び防火措置）
