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iv Chapter 3.2の危険物リストのEmS及びProperties and observations

v Chapter 3.5 (Transport schedules for Class 7 Radioactive materials)

vi Chapter 5.4のうち複合輸送に使用できる危険物運送申告書書式

vii Chapter 7.3 (危険物に関係する事故時の特別要件及び防火措置)

 

d 新様式IMDGコード7.2.9節(クラス7の隔離)の一部改正関係提案文書

第30回改正に現行IMDGコード4.5.6節「隔離距離表を使用することに替えて定期的に使用する区域及び居住区域における放射線レベルの実測値の使用を許可している。」の規定をIAEA ST-1の線量制限値を考慮して一部修正の上引き続き取り入れようとするカナダ提案(DSC 5/3/11)である。日本、IAEA等を含むアドホックグループによりカナダ提案の一部修正案が策定され、小委員会は、E & Tグループに本修正案を第30回改正に取り入れるよう指示した。(DSC 5/WP.2)

e その他の危険物関係提案文書

イ 「MSC 71回会合の結果(毒性バルクケミカルの船員への影響問題)」に関する事務局提案(DSC 5/3/2)は、水銀を使用している船舶の制御システム(バラスト水用)からの水銀漏れによる船上における環境汚染に関するカナダ提案についてのMSC 71の結果報告である。小委員会は、カナダにDSC 6へ本件についての今後の取り組み方に関する文書を提出するよう要請した。

ロ 危険物「固体(引火性液体を含有する)」にICAO TI SP46と同趣旨の除外規定を加えようとする米国提案(DSC 5/3/3)である。原則合意され、詳細については、その検討をE & Tグループに委ねられた。

ハ 危険物「エアゾール」を内容積1000ml以下のものと超えるものとに分け、危険物輸送書類に明確にエアゾールの内容積が1000ml以下のもの、あるいは超えるものかどうかを記載する規定を加えるフィンランド提案(DSC 5/3/4) である。小委員会は、本スケジュールを2つに分けることを決定し、E & Tグループに必要な変更を行うよう指示した。

ニ 危険物「酸化エチレン」包装方法について組合せ容器の内装容器としてガラス及び金属小型容器が包装方法P200に規定されているガス容器に加えて使用できることを許可する規定を加える米国提案(DSC 5/3/5) である。日本から国連での審議結果に基づいて検討すべき旨発言したが賛成多数で合意され、小委員会はE & Tグループに必要な修正を行うよう指示した。

ホ 国連で採択された新規危険物「危険物を内蔵する機器又は装置」をIMDGコードへ取り入れようとする米国提案(DSC 5/3/7) である。小委員会は、本件について合意しE & TグループにIMDGコード第30回改正に取り込むよう指示した。

 

 

 

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