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これら情報ネットワークシステムの相関図を下図に示します。

国際港湾物流関係の情報ネットワーク相関図

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(注)Sea-NACCSは他法令関係の食品検査システム(厚生省)、動・植物検疫システム(農水省)と相互接続されている。

 

これらの情報ネットワークは各々独立した運営組織が保守・管理、運用を行っており、行政のネットワークシステムと民間運営のネットワークシステムとの相互接続は行われていません。このため民間企業(ユーザー)は、例えば、海貨業者(通関業者を兼業)はS.F.NET、POLINET及びSea-NACCSと接続し、船社(船舶代理店)はS.C.NET、POLINET、Sea-NACCS及び港湾EDIと接続するなど複数ネットワークとの接続を余儀なくされています。

(2)次に、民間企業(ユーザー)におけるEDIシステムの柔軟性、効率運用を左右する要素について次図のシステム構成モデルを例にとって考察してみます。

 

 

 

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