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4-18.金融との関係

 

Q4-18-1:信用状取引において電子船荷証券は受入可能ですか。具体的にはどのように処理されるのですか。また、船荷証券のみ電子化され、その他の書類が電子化されない場合どのように処理されるのですか。

1.信用状取引において電子船荷証券の受入については、個別貿易金融EDIにおける条件はありますが、基本的には受入可能です。但し、個別貿易金融EDIの取組みについては個別銀行毎の判断となります。

2.具体的な処理ですが、まず信用状が貿易金融EDIにより作成された書類を受理する旨言及してあることが前提となります。処理方法は個別貿易金融EDIの決められた方法により行うこととなります。

但し、取組みについては個別銀行毎の判断となります。

3.基本的には全ての貿易書類を電子対応することが前提となります。但し、実務的には一部の貿易書類が紙である取引を取扱うことも可能です。処理方法は個別貿易金融EDIの決められた方法により行うこととなります。但し、取組みについては個別銀行毎の判断となります。 銀行としては電子化が困難な書類が存在することによって、貿易金融EDIのメリットの大半が消滅します。

 

(注)現段階において、引き続き信用状はSWIFTの通信を利用することを前提としています。(Boleroは信用状について具体的にコメントしていません。TEDIでは信用状は「情報」として取扱っております) そのため、銀行はSWIFTの電子メッセージを何らかの方法で輸出企業に提示する必要があります。(現在はSWIFTの電子メッセージを紙の上に印字したうえでカバーレターに添付して手交)

 

 

 

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