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●共同化の内容

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●共同化の効果

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注: 昭和53年以前と昭和62年のシステム再構築時の実態比較調査による。

 

●ITSの活用

トラックの輸送効率の向上を目指すため、ITS(高度道路交通システム: Intelligent Transport Systems)の活用によるトラック輸送の情報化について調査研究が進められており、1]道路・気象情報等の提供、2]最適配車計画や到着時刻予測等のアプリケーションの提供、3]トラック事業者相互の帰り荷斡旋等といったサービスを、広範なユーザーが安価に活用できるシステムの構築が期待されています。

 

●ITSのシステム概念図

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(d)トレーラー化及び車両の大型化の促進

トラック1台当たりの積載量の増加によるトラック輸送の効率化を図るため、トレーラー化及び車両の大型化が進められています。

既に1993年11月、車両総重量の規制緩和が実施され、従来の基準である車両総重量20tまでから、大型トラックは最大25tまで、セミトレーラーは最大28tまでに緩和されました。さらに、1998年4月、国際規格であるISO規格の40フィート及び20フィートコンテナをフル積載した状態でのセミトレーラーの通行が可能となりました。トレーラー化や車両の大型化のより一層の促進を図るためには、これらに対応した物流インフラの整備が不可欠であり、シャーシプールの整備に対する支援、車両の大型化に対応した橋梁の補修・補強等が実施されています。

 

●40f海上コンテナを積載したトレーラー

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