写真提供: 大阪工業新聞
(c)トラックの積載効率の向上
近年、ほぼ横這いで推移しているトラックの積載効率を向上させ、トラックの車両数の増加を抑えることにより、二酸化炭素排出量の削減を図るため、自営転換の推進、共同集配及び共同運行の推進、ITSの活用などの施策が進められています。
●自営転換の推進
自家用トラックは、複数荷主による積み合せができず片荷輸送が多いことから、営業用トラックと比べ積載効率が低くなる場合が多いため、自家用トラックから営業用トラックヘの利用の転換が進められています。
●共同集配及び共同運行の推進
トラックの積載効率を高めるため、トラックターミナルや共同集配センターなどの物流拠点の整備や、都市内物流における共同集配システムの構築が進められるとともに、地域間物流においては、土曜・日曜等の閑散期に特別積み合せ事業者同士が幹線区間の輸送を共同で行う幹線共同運行が進められています。