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[3]公共交通機関の利用促進

 

(a)鉄道の利用促進

(b)バスなどの利用促進

(c)交通サービスのシームレス化

 

世界最速の時速300kmで営業運転する新型新幹線

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旅客部門においては、二酸化炭素排出原単位の大きな自家用乗用車を鉄道やバスなどの公共輸送機関にシフトさせていくことが重要です。

このため、鉄道やバスなどにおいては、輸送力の増強や都市新バスシステムの整備を図るとともに、冷房化や居住性の良い車両の導入など、魅力ある輸送機関としての整備が進められています。

 

(a)鉄道の利用促進

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●幹線鉄道の整備効果 事業別時間短縮の例

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鉄道は、環境やエネルギー面において極めて優れた大量公共輸送機関であり、自家用乗用車からの利用の転換を促進していくことは非常に重要です。

幹線鉄道については、整備新幹線の整備を進めるとともに、在来線についても、新幹線との直通運転や、表定速度の大幅な向上を目的として線形改良や車両改良を行うなど、高速鉄道ネットワークの構築を目指します。

 

●幹線鉄道等整備の現状

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