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●運賃決定に適正なルールが必要

*中間マージンを押さえ空車距離を減少させ運送効率を上げる事は末端の運送業者及び荷主にしても大変良いことです。しかし運賃のダンピングがさらに進み運送業者を苦しめる結果にならなければ良いと思います。

*運賃についてきちんとした決め方のルールが必要です。

●コストに見合った利用価値が有るか無いかが問題

●積荷の種類等に応じて似た特性を有する事業者ごとに傭車システムを構築した方がよい

*最近いろいろなところでこのような求車、求荷システムを、新聞、業界紙(運送)またメールでの案内で拝見しますが、積荷の種類、内容により、依頼する側も受託する運送事業者側も異なると思います。運送事業者の特性をもっと細分化して荷主が解りやすくする必要があると思います。

 

3. アンケート結果から見たシステム拡充の方向性

 

1] 会員のニーズから見た機能拡張の前提条件

■新たな会員の獲得や既存会員の利用促進に資する機能拡張の必要性

*会員は、現状のフラミンゴの会員相互の活用度、なかんずく求車情報の発信件数やそれに対する応答が必ずしも活発でないと感じており、新たな会員の獲得や既存会員の活用促進を図ることが必要である。

■低コスト、扱い易いといった特性を損なわない機能拡張の必要性

*フラミンゴのメリットとして、迅速性についで低コスト、簡便を挙げる企業が多く、センターレスとポケベル利用に起因する扱い易さや低コストのメリットは損なわないよう留意しながら機能拡張を検討すべきと考えられる。

*インターネット利用の阻害要因として、フラミンゴ会員がコストを最も多く指摘しており、フラミンゴの機能拡張においてもコスト面に留意して機能整備を図ることが極めて重要であることが推察される。

2] 会員の実態とニーズに対応した機能拡張の方向性

■優先度の高い決済機能の整備

*決済システムについては、実際に利用する意向がある企業は約3割、うち2割は是非利用したいとしており、利用意向はかならずしもないが、機能として合った方が良いとする回答もあわせればほとんどの会員から必要と指摘されている。

 

 

 

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