4.3 実走行時でのアイドリングストップが排出ガスおよび燃費に及ぼす影響
種々のアイドリング時間が存在する実走行時でのアイドリングストップが排出ガスおよび燃費に及ぼす影響を検討することを目的とした3.2.3(2)の試験結果である。試験に用いたモードは3種類のJARIモード(図3.9を参照)である。試験は、アイドリングストップ対象時間を10秒以上、20秒以上および30秒以上について実施し、次式の改善率で表した。
改善率=(1-Ew.stop/Ew/o stop)×100(%)
ここで、
Ew.stop:アイドリングストップを行った時の排出量
Ew/o stop:アイドリングストップを行わない場合の排出量
各種試験モードでのエンジン停止回数、総停止時間および平均停止時間を表4.1に示す。