また、ディーゼル車においては、エンジンが暖まっている場合は、オーナーズマニュアル等にアクセルを踏まずにエンジンを始動するよう記載されているが、アクセルを踏み込んだ状態でエンジンを始動する場合の排出ガスや燃費への影響について調査した結果を、図4.14に示す。アクセル操作を行うことにより、行わない場合に比べてエンジン始動直後の排出ガスの悪化や燃料消費量の増加をもたらすため、排出ガスや燃費に対するアイドリングストップの効果は低減することがわかる。
図4.14 始動時のアクセル操作の有無が排出ガス等におよぼす影響
(大型路線バス、平均車速:約8km/h、アイドリングストップ時間:30秒)
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