日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

エコ交通に関する調査研究報告書

 事業名 運輸交通における地球環境問題に関する調査研究
 団体名 交通エコロジー・モビリティ財団 注目度注目度5


1-3 車の利用の見直しにむけて

車の利用の見直しに関わる施策、計画等の努力によって成果を上げている諸都市の努力をみると、個人レベルで、また社会全体でパラダイムシフトをはかることの必要性が認識できる。

現代のライフスタイルの見直しなど一人一人の国民レベルから、また、様々な社会システム等の変化が迫られている。車の使い方を見直すためには、車の特性・課題を十分認識し、それを上回る有効な手だてを実行しまた新しい工夫を見出すことが重要である。あるいは、車にかわりうる交通を支援強化することである。

1. 個人、社会として十分認識し行動すること

個人の利用権と諸問題の調整が鍵になる。大気汚染・地球環境への影響、交通安全、都市空間浪費に対し、社会的なコストを負担してでも車の個人利用を考え直す。

2. 土地利用計画、交通計画等都市政策での実行

利便性を確保しつつもさらに利点のある他の交通手段に転換をはかり、利用機会を減少すること。都市整備と交通政策の連動、交通体系全体の効率的政策・運営等に努力する。

3. 新しい可能性への期待、努力

新しいライフスタイルを提供すること、これまでにないカテゴリーの車やサービスの創出・育成など、新しい市場創出も期待される。

技術開発(エネルギー、デザイン)も重要である。

●自家用車に変わりうる交通手段

034-1.gif

<参考>公共レンタカーなど社会として定着していない用語は巻末用語集を参照

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
367位
(35,690成果物中)

成果物アクセス数
32,472

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年5月27日

関連する他の成果物

1.環境事業将来ビジョンに係わる調査報告書
2.新海上交通システムの調査研究報告書
3.短時間のアイドリングストップの有効性実測報告書
4.一般商船による北太平洋の温室効果ガスの観測報告書(2)
5.鉄道車両内への自転車持ち込みに関するモデル事業調査報告書
6.先進的な環境対策活動モデル事業報告書
7.「エコドライブのすすめ」リーフレット
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から