3.4 次世代港湾に対する提言 本調査における新海上交通システム投入船舶が入出港するために必要となる港湾施設(※)を示すとともに、新海上交通システム及び物流のモーダルシフトを加速させるために必要であると考えられる港湾設備(ハード)と機能(ソフト)について以下を提案する。 (※)「港湾の施設の技術上の基準・同解説:(社)日本港湾協会、以下運輸省基準という」に基づくものとする。 3.4.1 投入船舶が入出港するために必要な港湾施設(運輸省基準) (1)バース
3.4 次世代港湾に対する提言
本調査における新海上交通システム投入船舶が入出港するために必要となる港湾施設(※)を示すとともに、新海上交通システム及び物流のモーダルシフトを加速させるために必要であると考えられる港湾設備(ハード)と機能(ソフト)について以下を提案する。
(※)「港湾の施設の技術上の基準・同解説:(社)日本港湾協会、以下運輸省基準という」に基づくものとする。
3.4.1 投入船舶が入出港するために必要な港湾施設(運輸省基準)
(1)バース
(2)泊地 1] 回頭水域
(2)泊地
1] 回頭水域
※L:全長
曳船による回頭の場合は1.5Lを直径とする円
2] 係留・解らん泊地 係留・解らん泊地に関しては、曳船の有無、風、潮流の影響、操船の容易さを考慮する。 3.4.2 港湾設備(ハード) (1) バース整備及び専用化 1] 大型RO/RO船対応型バースの整備及び専用化による定時制の維持 2] 陸上アクセスを考慮したバース配置 3] 荷捌地及びモータープールの整備・拡充 4] 港頭地域内におけるシャーシデポの整備 5] 陸上側ランプウェイの採用
2] 係留・解らん泊地
係留・解らん泊地に関しては、曳船の有無、風、潮流の影響、操船の容易さを考慮する。
3.4.2 港湾設備(ハード)
(1) バース整備及び専用化
1] 大型RO/RO船対応型バースの整備及び専用化による定時制の維持
2] 陸上アクセスを考慮したバース配置
3] 荷捌地及びモータープールの整備・拡充
4] 港頭地域内におけるシャーシデポの整備
5] 陸上側ランプウェイの採用
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