2.3 航路別(関西及び関東)寄港地の検討
前項2.1において寄港可能性港湾を設定したが、本項においては各港湾の集貨能力とは別に、単に、航海、停泊時間をベースとした「定時運航のDailyサービス」可能性について検討を行った。なお、本検討に当たっては主機関等のメンテナンス、荒天による遅れ等については考慮していない。
※「定時運航Dailyサービス」を可能とする条件
1] 九州⇔関西:1隻運航(1ラウンド所要時間24時間以内)
2] 九州⇔関東:2隻運航(1ラウンド所要時間48時間以内)
2.3.1 各港間距離及び所要時間
航路別の港間距離及び所要時間を下表に示す。なお、航海時間の算出にあたっては以下を条件として行った。
1] 各港においてバースから5海里以内をスタンバイ水域として船速12ノット。
2] 東京(川崎港)については、浦賀水道を航行することからスタンバイ水域を21海里とする。
3] スタンバイ水域以外については船速30ノットとする。