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4.3 選択に関する委員会の意図

1)これまでにつくられたものをできるだけ活用する。

2)既存のシンボルシステムの中で強力なコンセプトを有しているものはそれを生かし、適切なものが見いだせない場合にのみ新たなデザインの開発を試みる。その際、代案を作って見比べることを勧める。

 

5. デザインの統一

すべてのシンボルを一定のグラフィックスタイルで描かせるために、Cook and Shanosky Associatesに修正作業を依頼し、最終図版を作成した。最終的な提案は、シンボルの相互の関連を考慮して調整したため、評価の判定とは一致していない。同様に、デザイン過程で更にアイデアが展開されて最終的な図になったものもある。

 

6. ターミノロジーの整理

シンボルの使用法および併記する語句(verbal messages)との関連についてのガイドライン作成は、Page,Arbitrio and Resenに依頼し、各種サインの応用例を作成した。

 

7. 最終的な結論

1)シンボルの有効性は極めて限られている。具体物で表現することのできるものには効果的だが、プロセスや行為を表すものには不適である。

2)シンボルはトータルサインシステムの一部として組み込まれているのでなければ有効に機能し得ない。単独で使用しても混乱を増すのみである。

3)過度のサインは不足よりも有害である。重要なメッセージをそれほど重要でないものと一緒に表示すると、伝達力が弱まる。

 

参考

シンボル・サイン国際統一化への34の提案

監修:アメリカ・グラフィック・アーツ協会/アメリカ運輸省

日本語版編訳 : ココマス委員会宣伝会議刊

 

 

 

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