3. 非常ボタン(火災)、非常電話(火災)
両者は消火栓等の消防設備のみに表示するものであり、消防(法)として検討すべき問題なので削除した。
4. カテゴリー名称の変更
原案に対して検討を重ね、安全や防災に関連する項目を移動、追加したが、上記1〜3の見直しの結果、すべての内容が安全標識(JIS9104)に含まれたので、カテゴリー名称を[緊急設備]から[安全]に変更した。
6)禁止
1. 一般禁止
禁止の基本的な概念である表示事項として加えた。これにより、禁止行為を表現する言葉に添えたりイラストにこの図記号を重ねることで、禁止行為を表すことができる。
2. 駐車禁止
道路標識に抵触するとの理由で一時、削除したが、道路以外の施設にも必要なため復活した。
3. 自転車乗り入れ禁止
道路標識の「自転車通行止め」とは概念が異なり、広義に自転車の乗り入れを禁止する表示事項として設定した。駐輪禁止もこの中に含まれる。
4. 走るな/かけ込み禁止
原案は「かけ込み乗車禁止」であったが、広義に走る行為を禁止するため、名称を変更した。
5. 携帯電話使用禁止/電子機器使用禁止
どちらも比較的新しい概念であり、安全性とモラルを問う表示事項として必要と判断して設定した。
6. 撮影禁止
人権、肖像権等を守る必要性から必要と判断した。
7. フラッシュ撮影禁止
前記の理由に加え、状況を妨害するような行為を禁止する意味で設定した。
8. 遊泳禁止、キャンプ禁止
無謀な行為に対して、事前に通告する必要性があることから設定した。
7)注意
1. IS03864関連図記号の追加
一般公衆に対して統一的に注意を喚起する必要があると思われる次の表示事項を追加した。
「一般注意」「障害物」「滑面注意」「滑落注意」「天井に注意」「高圧注意」