2]案内情報のわかりやすさとソフトの充実
○適切な案内情報の提供
駅利用に際しての基本的な経路や即時性のある運行情報、施設の位置など利用者に役立つ情報を適切に提供する必要がある。特に視覚障害者への経路情報の提供は、点字ブロックを中心として、音声等によりサポートすることが望まれる。
○内容・表示のわかりやすさ
案内やサイン、各種の情報は、大きさ、色、表示方法など誰もがわかりやすい表示と大きさを留意する必要がある。
○見つけやすさと位置の適切さ
案内情報は、すべての利用者が頼りにするものであり、どのような状況からも見つけやすい配置を行う必要がある。
○安心と信頼を生む人的サービス
多様な移動制約者のニーズに対応するために、障害の個別性や特性を理解し、従業員が障害者の対応に慣れるよう、従業員の研修や対応マニュアルの整備などを行うことが望まれる。
案内情報をわかりやすくする配慮が特に重要な利用者は、本評価の対象者の内、以下の利用者である。
■視覚に制約がある利用者
(高齢者、視覚障害者)
■聴覚または言語に制約がある利用者
(高齢者、聴覚・言語障害者)
■知的障害者
■外国人