出所)TDC Annual Review 1997-1998
アクセシビリティ確保に関するプログラムは主として、交通機関を利用する障害者の便益を高めるものであるが、それにとどまらず
・出版およびネットワークを通じてプランナー、エンジニア、およびオペレーター等の専門家のコミュニティの発展
・装置およびソフトウェアの持続的な発展と向上
・国内外における、規格の開発および交通の現場における専門的かつ戦略的な実践の質的向上を促進する役割も果たしている。
b. プロジェクトの事例
1999年度のアクセシビリティ関連の研究開発プロジェクトの概要は、交通のアクセシブル化計画に関するものが、14プロジェクトで525,000ドルである。資金提供などのファンドが7プロジェクトで325,000ドルである。主要な研究開発プログラムを表3-2-3に示した。
カナダでは全障害者およそ380万人のうち約210万人が自家用車を利用している。210万人のうちの87%が別の人に運転してもらい乗車し、残りは自ら運転している。