およそ30万人弱の障害者が自ら運転している実態があることから、自家用車の安全対策に関する研究の重要性が増している。

　

表3-2-3　主要な4つのプログラムの領域

　

他に、GPSによるバスの運行管理、家の前から道路施設へ至るペデストリアンの安全性の研究等が実施されている。また、表3-2-4に示したように航空機や都市間バスにおける視聴覚障害者のためのコミュニケーション機器の開発も進められている。

研究開発予算は、TDC独自で使用するほか、機器の共同開発をすすめるコンサルタントやメーカー、研究機関などへの委託費として充てられている(図3-2-2)。

　

図3-2-2　TDCの研究開発費の配分先とその割合

出所)前掲書

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