b. 車両のアクセシビリティ対策
BARTの駅は全てエレベーターが設置されておりアクセスに配慮されている(写真1〜3、5)。しかし、開業当初はアクセシビリティが確保されていなかった。アクセシビリティを求める障害を持つ人たちの運動により、作業用エレベーターを旅客用に流用することになった。そのため、一部では改札口の外にエレベーターが設置されている。車両とホームの関係は、段差も無く、隙間は7センチ程度なので車いすでも乗降しやすい(写真6)。車内はドア横に車いすスペースを示すステッカーが掲示されている(写真8)。
c. その他のアクセシビリティ対策
表2-3-7にはBARTにおける主なアクセシビリティ対策の概要をまとめた。