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b. 活動内容

 

設立以来基本的な活動内容は、交通のアクセシビリティに関する先駆的な調査・研究、実践活動、技術支援を通じた、ADAの実施である。1991年から、100以上の地域プロジェクトの実施に資金を交付しており、その総額は610万ドルに達している。公共交通のアクセシビリティ改善を目的としていることから、すべてのプロジェクトは、地域の障害をもつ人々と交通事業者の間の協力・連携を促進させることが主眼である。

助成金交付プログラムは、アクセシビリティを拡大するための技術的解決策が十分でなかったという認識から実施されているものである。結果として、地域のプロジェクトは、ADAに対応していく上でのかなり困難な状況に対しても、助成金という財政的な裏付けにより斬新で効果的な解決策を見出すことに成功してきている。

1997年にはその主たる活動内容を技術支援に重点化した。プロジェクト・アクションでは、地域の実践プログラムを通して得られた情報を、リソース・センター、リファレンス・ライブラリー、the 800 line、ウェブサイト、技術支援協議会の設立を通じて、確実に交通事業者と障害者に還元されるよう配慮している。そのため、全てのトレーニングカリキュラム、技術マニュアル、モデル、ビデオテープは無償配布されている。

プロジェクト・アクションでは、様々な活動方法を用意しているが、最近実施された活動の内容を表2-2-11に例示した。

 

表2-2-11 最近の活動事例

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c. 運営方法

 

スタッフは7名で、外部契約のコンサルタントがおよそ70社ある。

企画および意志決定過程はイースターシール協会(連邦補助)の役員や全米各地の執行委員会が諮問機関として関与している。

連邦から資金を得ているので、ロビー活動など議会への実力行使はできないが、議員から問い合わせに答えるなどの対応を行っている。

 

 

 

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