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図1-2-1 3ヶ年の調査の流れ

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(欧米主要国における高齢者・障害者の移動の円滑化に関する総合調査)

 

1-3 調査の対象

 

アメリカ、カナダの西・東海岸からそれぞれ主要な都市を選び、行政機関、事業者、NPO等へのヒアリングおよび公共交通の実態調査を行った。

具体的には、両国の運輸省(ワシントン、オタワ)に、高齢者・障害者が利用できるアクセシブルな交通基盤整備に関する政策的背景を把握するためのヒアリングを行った。

また、交通のアクセシビリティを推進する上で、行政や交通事業者以外にどのような主体が関与して取り組まれているかを把握するために、アメリカでは、ワシントンとボストンにおいてNPOの活動の実態を調査した。カナダにおいては、オタワの運輸省関連の研究組織、および交通に関するアクセシビリティの問題について調停を行う機関の役割を調査した。

 

表1-3-1 訪問都市・訪問先一覧

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さらに、実際の交通システムの現場での整備状況を把握する目的で主要都市について都市交通のアクセシビリティ対策について調査を行った。

 

 

 

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